どうも、画次郎です。
今回、ご紹介したい漫画はこちら!
「コンビにまりあ」です!
うん?
聞いたことないぞ?
って方も多いでしょうが
僕も先日まで知らなかったです!笑
この漫画、実は前回紹介した「The かぼちゃワイン」の作者:三浦みつるさんの作品で
僕もたまたまAmazonのkindle unlimited(漫画読み放題)のサービスで発見して読んでみたら
めちゃくちゃ面白い!
画次郎採点・評価で言うと完全に
★★★★★
星5のMAX評価!
なんと、調べてみたら過去にテレビドラマ化までされているという
隠れ名作漫画なのです!
では、画次郎なりにこの漫画を紹介したいと思います!
「コンビにマリア」どんな漫画だったのか画次郎解説!
「コンビにマリア」は1998年にメディアファクトリーの漫画雑誌コミックアルファ(現・月刊コミックフラッパー)に連載されていた
ドジだけどまっすぐで優しい少女・花巻まりあが
コンビニを舞台に色んなお客様とのエピソードが展開されるハートフル・ヒューマン漫画。
亡き祖母に代わって恩人にお礼を伝えるため、田舎から東京へやって来たまりあ。

しかし、探し当てた恩人(有馬留吉↓)はすでに認知症を患っており、

その息子たち(有馬)が営むコンビニ「ロージー」も経営難に陥っていました。

左:有馬家の父・等
右:長男の詠一

右:次男の省吾
左:三男の達郎
まりあは、この有馬家族が営むコンビニに居候しながら店員として働き、恩返しをしていく。
彼女の純粋で誠実な笑顔とひたむきな姿勢が、次第にお客さんの心を動かし、店には少しずつ温かな活気が戻っていく。
都会の片隅で、小さな奇跡を起こすまりあの優しさに心がほっとする。
人と人とのつながりを思い出させてくれる、
一話完結型のヒューマンストーリーで
読後に胸が温かくなる漫画です。
画次郎はこの記事を書くに至って
- 「The かぼちゃワイン」
- 「コンビにマリア」
- 「愛しゃるリターン」
と
三浦みつる氏の3作品を読んだのですが
やっぱ三浦氏は手塚治虫さんのアシスタントをしていて
ブラックジャックの影響を色濃く受けている人だなーと思った。
とにかく毎回、一話完結型で人間模様が描かれているのだが
読了後は、ブラックジャックのほっこりする回の感じにとても似ている!
人間の善の部分
ポジティブな部分が描かれてて
心が洗われる感じなのだ!
いや、手塚治虫先生が亡くなられたのが1989年で
その後も脈々と手塚イズムが受け継がれて
新しい漫画が生まれていたのかーと思うと
漫画の世界の奥深さを感じる。
これからもますます三浦みつる作品が読みたくなってしまった。
コンビにまりあの最終回は?ネタバレ
コンビにまりあの最終回ですが
これまた、とんでもなく心温まるほっこりする終わり方をします。
ボケていた有馬留吉が怪我をしてしまったのをきっかけに
まりあの祖母のことを思い出します。
実は、まりあの祖母(白浜ツル)と留吉は戦争の時に満州で知り合い恋仲だったのです。
終戦でツルが日本に引き上げる時になんと
有馬留吉の子供をみごもっていたのです。
それが、まりあのお母さんだったのです!
なんと、全くの赤の他人かと思われていた
花巻まりあと有馬家族は親戚同士だったのでした!
ただ、↑のことは
有馬等しか知らない事実として
物語は終わります。
なんか、奥歯に何かが引っかかったような
ちょっとスッキリしない終わり方のような気もしますが
それが「粋」というものかもしれません。
ちなみにテレビドラマ「コンビにまりあ」もなんとか見ることはできないか
色々と探し回ったのですが
Web上には全く映像がなかったです。
キャスティングなどは、かろうじてWikipediaに情報が載っていたので
気になる人はそちらも見て下さい!
とにかく、漫画
「コンビにまりあ」
このくたびれた現代の40〜50代サラリーマンに読んで欲しいです!
心が洗われます!
ではでは
