どうも、画次郎です。
今回、紹介したい漫画はこちら!
この漫画、かなり青年誌というか成人誌の色が強い漫画で
若い頃に読んでいたら
確実に「ただお世話になっていた」漫画
というだけになっていたのでしょうが・・・
この「愛しゃるリターン」
ただの成人向け漫画とは一線を画す
ストーリーが1話完結型のヒューマンドラマエロ漫画です!
「愛しゃるリターン」どんな漫画だったのか画次郎解説!
愛しゃるリターンは日本文芸社のニチブンコミックス1994〜1995年にかけて刊行された作品。
全6巻で完結。
(電子書籍・アリス文庫は全7巻)
(何かの雑誌連載していたかは、調べたが出てこず。不明)
ストーリーとしては、
江戸時代・元禄15年、花魁・おらんと両替屋の若旦那・新三郎のカップルは
「今度生まれ変わったら必ず夫婦になろう」と固く誓い合い心中する。
それから300年の時が流れた現代。
おらんの生まれ変わりで前世の記憶を持つ18歳の美少女・春川ランは、新三郎の生まれ変わりであるシンタローの元へ押しかける。
という設定で漫画は始まります。
序盤はこの設定回収の話もありつつですが
基本は1話完結型のハートフルコメディ・ヒューマンドラマエロ漫画です!
ここからは勝手な画次郎の考察ですが!
- The かぼちゃワイン
- コンビにマリア
などの作品を見てきて感じたのは
三浦みつる氏は漫画家人生を通して
ブラックジャックのようなヒューマンドラマ作品を
描き続けていたのではないかと思うのです!
理由としては、三浦氏は
手塚治虫のアシスタントとなってブラックジャックの作品をお手伝いしていた人です!
なんでも最初の仕事はブラックジャックのマントのベタ塗りだったとか!
そんな三浦みつる氏が手塚先生の影響を受けていないはずがないのです!
僕は手塚作品が大好きで小学生の頃から読みまくってましたが
どこか同じ匂いを感じるのです!
(完全に雰囲気レベルの話なので確証はない)
1話読むたびに、エロいものを読んだ後のムラムラする読了感ではなく
どこか心がほっこりする読了感が残るのです。
(そういう意味では成人誌として評価低いかもです)
ただ、作品としてクオリティは毎回高い!
本当にハズレ回なしで気持ちが穏やかになる漫画です!
ただのエロ漫画に疲れてしまった人は是非、読んで欲しいです!
2025年12月時点では
AmazonのKindle unlimitedというサービスに登録すれば全7巻、無料で読破できるのでおすすめです!
最終回+ネタバレ
ちなみに「愛しゃるリターン」の最終回は
急に訪れます。
いつものヒューマンドラマ風の話の問題が解決した後に
シンタローとランが旅行に行って
吊り橋の上で二人ではしゃいでいるシーンが描かれてます。
そして急にこの一コマ

そしてページをめくると
いきなり時は進んで「西暦2295年」
エピローグという形で最終回を迎えます。
どうやら、二人は予想通り吊り橋から落ちて死んでしまったみたい…
で、未来でも二人は再会して
永遠に輪廻転生してお互いに愛し続けるというオチなんですが
なんと未来では!?
・・・
・・
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気になる方は是非、こちらから読んでみて下さい。
ではでは

