どうも、画次郎です！
今回紹介する漫画はこちら！
そう！
1970〜1980年代生まれの方なら
「しゅんすけ君、だ〜い好き！」
が脳内再生されてしまう
「夏休み朝の子ども漫画劇場」
などでお馴染みだった「The かぼちゃワイン」について語っていきたい！
さて、この漫画（アニメじゃない原作）を読んだことある人はどれくらいいるだろうか？
正直に言いますと、画次郎も
漫画を読んだのは、先日が初めてのことでした！
アニメでしか見たことがない「かぼちゃワイン」ですが、
今読むと、本当になんだかとても良い話の漫画です。
というか、
小学生の頃、この「かぼちゃワイン」のアニメ
親の前で見ていると、なんか気まずい
友達に「かぼちゃワイン」を見ているのがバレると
スケベと罵られる
というネガティブなイメージがあって
なぜか忌避していた漫画なのです。
先日、AmazonのKindle unlimitedで読み放題で全巻読めるのを発見して
一気読みしました！
いや、とにかくエルちゃんが可愛い
（キモイこと言ってるのは重々、承知）
そして、何よりもしゅんすけ君の心情が今ならすごくよくわかる！
まぁ、画次郎なりのこの漫画の解説をするので
読んでください。
ちなみにエルちゃんのモデルは1980〜90年代に活躍したタレントの宮崎美子さんです！
「The かぼちゃワイン」どんな漫画だったのか画次郎解説！
「The かぼちゃワイン」は、三浦みつるによる青春ラブコメディで、
1981年から1984年まで「週刊少年マガジン」に連載された全18巻の人気作です。
もともとは短編「武蔵とエル」を原型にした作品で、連載版ではキャラクターを一新し、背の低い硬派男子と大柄で母性あふれる女子という「凸凹コンビ」の恋模様を描いたドタバタ青春劇となっています。
主人公の青葉春助（あおば しゅんすけ）は、サンシャイン学園中等部に転校してきた2年生。
なかなか一本気の通った男で、喧嘩もやや強くてタフな男の子ですが、女の子とイチャイチャしているとナンパな野郎と思われてしまうのが嫌な「硬派」に憧れている男子です。
実家が女性下着専門店という複雑な環境で育ったため、どこか女性に対して照れと抵抗を感じています。
そんな春助の前に現れるのが、大柄で明るく、誰にでも優しいヒロイン朝丘夏美（あさおか なつみ）、通称「エル」。
転校してきた春助に彼女が一目ぼれしたことから、物語が始まります。
春助は、エルの過剰な愛情表現にうんざりしつつも、彼女のまっすぐな気持ちに次第に惹かれていく。
一方のエルは、どんなに冷たくされてもへこたれない天然ポジティブ女子。
春助のために何でも頑張る姿がコミカルで、時に切なくも感じられます。
二人の関係はまさに押しても引いても離れない青春の象徴。
（おいらもそんな青春を送りたかったです・涙）
周囲の仲間たちや学園生活のイベントが加わり、日常の中で少しずつ変化していく二人の距離が丁寧に描かれます。
ちなみに作者の三浦みつる氏は、漫画の神様である手塚治虫さんのアシスタントをされていた方で
こちらの漫画に少しだけ登場します。
ブラック・ジャック創作秘話 ～手塚治虫の仕事場から～ (少年チャンピオン・コミックス)
この漫画によると、三浦みつる氏は20歳の時に手塚治虫のアシスタントとして
修行してたみたいで
アシスタントをやめる際に手塚治虫に目覚まし時計をプレゼントしたら
えらいこっちゃになった話があってw
この後の展開がめちゃくちゃ面白いです。
気になる人はこちらの「ブラックジャック創作秘話」も読んで見てください！
「かぼちゃワイン」の最終回
さて、肝心のかぼちゃワインの最終回ですが
もう、すげード直球ストレートなオチで終わります。
ネタバレになりますので、読みたくない人は読まないで下さいね！
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かぼちゃワインの最終回ですが
高校生になった青葉春助がエルに内緒で北海道に一人旅に行こうとするのですが
もちろん、エルに一人旅の計画がバレてしまい、
エルも一緒についてくるといういつもの展開。
春助が「俺についてくるんじゃねー」と意地でもエルを突き放して
一人旅を続けようとしたところ、
エルのいとこである高倉守という美男子が登場。
そこから色々と誤解を招くような出来事がありつつ
最終的に春助がエルに
「俺たち結婚するぞ！」とプロポーズ！
二人は結ばれて終わり！
ハッピーエンド
という結末です。
画次郎としては、
いやぁーエルちゃんが幸せになれて本当によかった
と胸をなでおろす結末なのですが
最終の一コマに至るまでの春助の意地を張って正直になれない。
正直に気持ちを伝えると、軟弱なやつなんじゃないか？という発想・・・
なんで、男って昔から素直になれないんだろうなと
アホな生き物だなーと
思う画次郎なのでした。
（過去の自分のことも含めてw）
本当にアニメ版しか見たことない人は
ぜひ、単行本を読んでほしい。
「ちょいエロの気まずいアニメ」というネガティブなイメージが一掃されて
かぼちゃワインって
爽やかな青春コメディの漫画だったんだと
考えを改めることができます！
ではではー
