どうも、画次郎です。
この記事では、
うわさのBOY(あいつ)
1986年に週刊少年ジャンプで短期連載された学園コメディ漫画について語りたい!
連載期間は1986年3・4号〜22号
全19話という異例の短さで幕を下ろしました。
当時のジャンプといえば、
- 聖闘士星矢
- 北斗の拳
- キャプテン翼
- キン肉マン
といった黄金期の怪物作品がひしめく時代。
その中で本作は、かなり異質な存在だったので
やはり「打ち切り」となってしまったのでしょう。
恐るべし、週刊少年ジャンプ打ち切りシステム…
作者は「みやすのんき」
やるっきゃ騎士
冒険してもいい頃
など、
ややエッチで青年誌向けの作品で人気を博す漫画家です。
「うわさのBOY」どんな漫画だったのか画次郎解説!
物語の舞台は、荒くれ者が集う中学校
番空学園(ばんからがくえん)。
そこへ都会から転校してきた
美少年・天野 俊(あまの しゅん)を中心に、
ケンカ・部活対決・恋愛・お色気が入り乱れる学園コメディが展開されます。
Amazonの商品紹介文でも、
エッチで過激な学園コメディー
と書かれている通り、少年ジャンプとしてはかなり攻めた内容だったのが特徴です。
主人公・天野俊というジャンプらしくない存在
天野 俊(あまの しゅん)
- 中学1年生
- 小高い丘の屋敷に住む転校生
- 身体能力が異常に高い
- 女の子にモテまくる美少年
登校初日に、学園の問題児・梅川文吉とかけっこ勝負をすることになり、
なぜか謎の部活「スーパークラブ」に強制入部させられてしまいます。
努力・根性・友情というより、
最初から完成された主人公という点も、当時のジャンプ作品としては珍しかった印象です。
スーパークラブとは何なのか?
梅川 文吉(うめかわ ぶんきち)
- 天野と同じクラス
- 1年留年している中学生
- 異常に足が速い
- トラブルメーカー
彼が立ち上げたのが部活動が「スーパークラブ」。
固まった概念と伝統を打ち壊し
どこのクラブの挑戦も受けて立つ格闘技部
……という、無茶苦茶な部活です。
実際にはどこからも相手にされないため、
梅川が無理やり他の部活を挑発して回るという展開が続きます。
ヒロイン2人の存在が物語に花を添える
一人目のヒロインが
諏訪野かおり
- 幼稚園時代からスケ番
- 「カミソリのかおり」の異名
- 剃刀を武器にする危険人物
登校初日の天野と衝突し、
下敷きになったことで一目惚れするという強烈な出会い方。
二人目のヒロインが
沢井みかり
- 天野のクラスメイト
- 天野にベタ惚れ
- スーパークラブの押しかけマネージャー
かおりとみかりの間で、天野を巡るお色気&恋愛バトルが繰り広げられていきます。
このあたりは、後のみやすのんき作品に通じるエロ×コメディの原型とも言える部分です。
序盤の見どころ|ボクシング部との対決
物語序盤では、
スーパークラブvsボクシング部
主将・望月との対決
といった、いかにもジャンプらしい構図が描かれます。
しかし、王道スポーツ漫画のような熱さというよりは、
ギャグと色気が前面に出た展開。
このズレこそが、当時の読者に受け入れられなかった最大の理由かもしれません。
なぜ打ち切られたのか?今読む価値はある?
正直に言えば、
- ジャンプ読者層とのミスマッチ
- エロ要素の強さ
- 主人公が最初から強すぎる
こうした点が重なり、人気が出る前に連載終了となってしまいました。
ただし
- みやすのんき作品が好きな人
- 80年代ジャンプの「迷作」を読み返したい人
- 打ち切り漫画を掘り下げて楽しみたい人
にとっては、かなり味わい深い一作です。
まとめ
全2巻で読めるお気軽さもありますが
ボクシング部との戦いのあとは
物語が二転三転して
思いもよらない方向に進んでいきますので
結構、楽しめます。
うわさのBOY(あいつ)は今読むからこそ面白い漫画と言えるでしょう。
今回、紹介している漫画は全て
AmazonのKindle Unlimitedというサービスに入ると無料で読めますよ








